手奇塾のブログ

大人も知らない各社歴史・公民教科書の違いをわかりやすく徹底比較します。

第3回 なかった戦時プロパガンダの南京事件

nico.ms

【手奇塾】敗戦後GHQによりキャンセルされた歴史教育を取り戻す。

「キャンセルされた歴史を取り戻す」シリースの動画は下記1.2.3.

1. Rumbleチャンネル:https://rumble.com/c/c-1017064

2. Vimeoチャンネル: なかった南京事件シリーズ https://vimeo.com/user145181550

3. ニコニコ動画: https://www.nicovideo.jp/user/17559649

 

youtubeチャンネル1:「大人の知らない教科書の違い」シリーズ

https://www.youtube.com/channel/UC0ykxG932FVl3OnbAxu0ZDg

youtubeチャンネル2:「自由社、東京書籍、学び舎、高校山川詳説日本史B」シリーズ

https://www.youtube.com/channel/UCicqVrHKjghYyKnn-6BmV2g/featured

 

みなさん、こんにちは。キャンセルされた歴史を取り戻す、第3回は、なかった南京事件その3、情報戦と歴史教科書です。

日本軍は、上海の戦闘で苦戦をし、僅かの間に4万にんもの死傷者をだしたので、敵の背後に上陸する作戦を実施しました。そうして国民党軍は総崩れとなり、南京へ退却したのです。

しかし、国民党政府や外国人は重慶に避難し、敵兵以外、南京に残った人々は、批難することもできない貧しい中国人たちと、安全区委員会のメンバー二十数名と記者5名だけでした。

外国人が報じた大虐殺とは、情報源をたどれば、全て安全区委員会の特定の外国人に行き着きます。

その一人のマギー牧師は、東京裁判で、自分自身が直接見た例をきかれ、警備中の日本兵が、中国人を呼び止めたところ、逃げだしたので後ろから撃ったのを見たと答えました。

自由に歩き回れた彼が見たのは、この1件だけでした。国民党政府の宣伝部は、外国人の記者や大学教授を雇って、南京市内の日本軍の乱暴狼藉のフェイクニュースを世界に宣伝させたのです。

戦争中ですからこれを戦時プロパガンダといいます。以前から英米は、中国市場に参入していく日本を非常に警戒して、キリスト教の宣教師達を使い、密かに中国の排日運動を支援していました。

そして東京裁判では、南京戦の責任者、松井石根大将を断罪するため、蒋介石は、そのときの戦時宣伝を再び持ち出したのです。証拠がないので伝聞でも証拠とされました。

その後南京戦に参加した将兵や記者たちがいなくなると、今度は中国共産党政府が、この南京事件を再び政治宣伝に利用して、わが国はもちろん、世界中に広めたのです。

国連で強い発言力を持っている中国政府は、平成27年ユネスコの世界記憶遺産に、この南京事件を無理やり登録しました。しかし証拠とされる資料の保管場所は、いまだに公開していません。

もし彼らが公開すれば写真や資料は偽物と、すぐ分かってしまうからでしょう。日本政府は、直ちに抗議し、ユネスコの供出金・分担金の支払いを保留したのです。

しかし、日本南京学界をはじめとして、多くの人々による研究活動の結果、今では彼らの宣伝活動は下火になっています。

これはかつて「南京事件、大虐殺があった」と主張していたひとたちの一人、笠原とくし教授が平成9年にお書きになった本です。この本の写真は以下のように説明されています。

日本兵に拉致される江南地方の中国人女性たち。国民政府軍事委員会「日かん暴行実録」(1938年刊行)所載。同じ写真が、アイリスチャンの本にも掲載されていました。

しかし、実はこの写真は、アサヒグラフの、昭和12年11月10日発行の12ページに掲載された「我が兵士に護られて野良仕事より部落へ帰る、日の丸部落の女子供の群れ(10月14日熊崎特派員撮影です。

実はこの偽写真を、もと朝日新聞本多勝一氏も『中国の日本軍』という本で使っていましたが、後に偽写真であることを認めました。

多くの証拠写真と言われるものが、すべて偽写真と暴いたのが、この「南京事件証拠写真を検証するという本です。もとアジア大学の東中野教授は、「南京事件証拠写真として通用するものは、1枚もありませんとおっしゃっておられます。

今の中華人民共和国とは、砲火を交えた戦争中ではありませんが、日本を世界から孤立させ、日米の国民感情を互いに悪化させるために、政治宣伝、つまり情報戦争をしているように見えます。

また大手マスコミだけではなく、日本の教職員組合や一部野党も、中国の宣伝活動に波長を合わせているように見えます。

これに対抗して、日本、米英、オーストラリア、インド、フランスなどは、中国の軍備拡張、チベットウイグル人への弾圧に抗議をして、むしろ結束を強めています。

互いにあらゆる手段を使い、相手が不利になり、自国が有利になるような情報戦争を仕掛けています。教科書の情報も例外ではありません。

わが国は、戦後、情報戦争をする組織が解体させられました。また、国民の情報源は、主に新聞とテレビ、ラジオ、書籍だけの時代が続きました。

ようやくインターネットの時代になり、フェイクニュースに対して嘘を見破るカウンターの情報を人々は、見聞きできる環境になりました。しかし、歴史や公民の教科書も、情報戦争の影響を強くうけています。

南京事件もその一つです。生徒のみなさんは、だまされないためにもこの情報はほんとうだろうか、なぜだろうか、と考える態度はとても大切です。

それでは第3回の授業を終わります。次回キャンセルされた歴史を取り戻すは、支那事変、これでも侵略といえるのかです。それではみなさん、さようなら、またお会いしましょう。