手奇塾のブログ

大人も知らない各社歴史・公民教科書の違いをわかりやすく徹底比較します。

1. 自由社VS 学び舎 強制連行・強制労働(前編)

大人が知らない教科書の違い 強制連行・強制労働(前編) 昨年1月、つまり令和2年1月に、韓国で発売されたのがこの『反日種族主義』という本です。 たちまちベストセラーになりました。その後11月に、日本でも翻訳され、これは、40万部以上のベストセラーに…

おとなが知らない各社教科書の違い おかしな人権と平和

「75回目の終戦の日に考える「平和主義」と「基本的人権の尊重」の重要な関係」(コペル先生) 以上は、子供だましか。 日能研の過去問を引き合いに、強引に基本的人権と戦争とを結び付け、反戦を声高に述べる。 しかも生徒を洗脳する。誠にけしからんことと…

Silent Invasion

中国のオーストラリア支配計画 「目に見えぬ侵略」 実は以前は、こうでした ”日本のアメリカ支配計画” 「静かな侵略」 自由社中学歴史教科書にその証拠 一番下にsilent invasionの文字 戦後75年、今になって日本が中国に代わっただけか? ならばあの戦いは何…

自由社 VS 学び舎  強制連行・強制労働(前編)

初めに今日の授業の内容を確認します。 1. 『反日種族主義』が韓国でベストセラー 2. 学び舎は強制連行・強制労働を記述、自由社にはない 3. 自由社は、拉致事件、日本兵シベリア抑留を記述 4. 誰が従軍慰安婦を宣伝したのか? 5. 朝日新聞が慰安婦で謝罪 6.…

大人が知らない教科書の違い 自由社VS学び舎 第1回原爆と戦争犯罪

第1回原爆と戦争犯罪 チャーチルとFルーズベルトは原爆投下の秘密協定を・・

原爆投下に対する日本政府の抗議声明

広島原爆投下 日本政府の声明 昭和20年8月10日 自由社 不合格歴史教科書250P 広島市全体として一つの軍事目標たる性質を持っていない・・爆風と輻射熱で殺傷された‥人類文化に対する新たな罪悪である 帝国政府は、ここに自らの名において かつまた全人類およ…

自由社VS高校山川日本史B 7.鎌倉幕府 執権北条時宗と元寇

自由社/山川日本史徹底比較 第7回 鎌倉幕府 執権北条時宗と元寇 朝廷と幕府、御家人たちは共に国難に立ち向かった。 壱岐には子供が泣いて黙らせるとき、親は「ムクリコクリが来るぞ」と言うそうです。ムクリはモンゴル兵、コクリは高麗兵のことです。

自由社VS高校山川日本史B 6. 大和朝廷の傭兵 隼人と蝦夷

自由社/山川日本史徹底比較 第6回大和朝廷の傭兵 隼人と蝦夷 万葉集の梅花の序文、大伴旅人は、大和朝廷の傭兵、 隼人と蝦夷を率いていた。教科書にない粛慎(みしはせ)とは・・・ 蝦夷は、朝廷軍に助けを求めた。

自由社VS山川日本史B 5.神話と記紀の編纂

自由社/山川日本史徹底比較 第5回神話と記紀の編纂 古事記、日本書記は、大和朝廷の由来を天上の神々にたくして説明する骨組みは同じである。 山川日本史は、神話を無視。 東京書籍は、神武天皇、「神武東征」を削除し、神様を呼び捨てにする。 天照大神(ア…

自由社VS高校山川日本史B

自由社/山川日本史徹底比較 第4回 白村江の戦いと愛国者 平成24年の東大入試日本史の問題に愛国者、大伴部博麻の名前が登場そしてまた、自由社に解答が・・。 愛国とは、国を愛(おもう)こと忠(まめなるこころ)

自由社VS高校山川日本史B

自由社/山川日本史徹底比較 第4回 白村江の戦いと愛国者 平成24年の東大入試日本史の問題に愛国者、大伴部博麻の名前が登場そしてまた、自由社に解答が・・。 愛国とは、国を愛(おもう)こと忠(まめなるこころ)

自由社VS高校山川日本史B

自由社/山川日本史 徹底比較第3回 聖徳太子の偉大な功績

自由社VS山川 第2回 大和朝廷と古墳

自由社/山川日本史 徹底比較第2回大和朝廷と古墳 東大日本史入試問題の回答がそのまま記述されている中学歴史教科書の自由社。 華夷秩序、柵封体制の説明がない高校山川日本史B 前方後円墳は、大和朝廷の形式の古墳 前方後円墳の数は、近畿よりも圧倒的に関…

自由社VS高校山川日本史B

自由社/山川日本史 徹底比較 第1回 縄文・弥生文明

自由社VS学び舎 8. 満州事変(4)

前回述べましたように、1939年の時点で満洲国は、ドイツ、イタリア、スペイン、バチカンなど約20か国から承認されていました。 当時の国際連盟の勧告に対する批判に次のようなものがあります。これは日本人ではなく米国人の反応です。 「蒋介石政権が、満…

自由社VS学び舎 8.満州事変(3)

プロテスタントの宣教師達や米国顧問団、米国広告会社が裏で動いていました。日本とJPモルガン商会との南満鉄外債起債交渉は、つぶされてしまいます。これにコミンテルンの反日運動が重なります。蒋介石と対立していた張学良も蒋介石に近づきます。いつま…

自由社VS学び舎 8.満州事変(2)

日本人は、日露戦争の後、満州の近代化のために多額の投資を行いました。馬賊を退治し、治安を回復させ、産業を興し、農業を発展させ、道路や街をつくり、学校、病院をつくり、国造りに貢献しました。ロシアは、なにもない赤い夕陽の荒野に、都市を次々建設…

学び舎の満州事変のページには、なぜか「満州事変」の見出しがありません。大見出しは、「鉄道爆破から始まったー日本の中国侵略―」です。小見出しも「満鉄の線路を爆破」と「国際連盟からの脱退」で、2ページの記述です。学び舎は、日本は、満州を侵略した…

日本は、明治天皇のロシアに対する宣戦布告の詔書にありますように、安全保障上のため、朝鮮の保全とロシアの満洲からの撤兵という戦争目的を達成し、この戦争に勝利しました。 学び舎には全く書かれていませんが、自由社は、「日露戦争は、日本の生き残りを…

自由社VS学び舎 7.日露戦争(2)

なおロシアは義和団事件のあと兵を引かず満洲に居座り、日本の安全保障上の脅威になりました。 陸軍は史上最大の会戦、奉天の会戦に勝利し、また海軍は、日本海海戦でロシアのバルチック艦隊を全滅させました。 しかしこのときまだロシアには数個師団の精鋭…

自由社VS学び舎 7.日露戦争(1)

日露戦争の原因は、日清戦争と同じく、日本の安全保障でした。義和団事件が終わった後もロシアは、2万の軍隊を日、英、米の抗議にもかかわらず満州に駐留させていました。各国の軍隊は事件終了後皆引き上げたのです。ロシアは、東清鉄道を建設中で、その保護…

自由社VS学び舎 6.日清戦争(3)

学び舎は、195Pに「旅順虐殺の時事新報」を載せています。写真ではなくスケッチ画。 これも南京大虐殺と同じ宣伝工作(プロパガンダ)。以下の反証で十分。 日清戦争には内外の通信員も同行していた。南京戦も同様。彼ら記者たちも旅順戦をその目で見ていた…

自由社VS学び舎 6.日清戦争(2)

学び舎は、まるで日本が朝鮮と清国を侵略したと言っているようです。 自由社は、188Pと189Pで福沢諭吉の『学問のすすめ』と『脱亜論』を紹介しています。 諭吉が甲申事変(こうしんじへん)後、『脱亜論』を発表し「わが国は、もはやこのような朝鮮や清と連…

自由社VS学び舎 6.日清戦争(1)

第6回日清戦争 幕臣勝海舟は、清国は大きいと言っていました。長州藩の高杉晋作は、上海に行き軍艦を1隻購入して帰ってきました。この違いは何でしょう。 明治27年(1894年)、日本と清国が戦ったのが日清戦争。翌年下関講和条約締結。清国は朝鮮の独立を認…

自由社VS学び舎 5.東京裁判(3)

今、武漢コロナで中国寄りと問題になっているWHOもそうですが、ユネスコもその国連組織の一つです。事実アメリカは、昨年ユネスコと人権理事会を脱退しています。そして来年WHOも脱退します。 南京事件の資料として中国側がユネスコに申請したのは、資料の一…

学び舎は、次のように日本側の戦争犯罪について記述しています。239Pで「日本軍はシンガポールの中国系住民を何か所かに集合させて、日本に敵対しているとみなした多くの人々を処刑しました。」と記述しています。普通に読めばこれは日本軍による戦争犯罪と…

中学歴史教科書 自由社VS学び舎 5.東京裁判(1)

現在東京裁判について、およそ三つの立場が考えられます。 第1は、あれはおよそ裁判とはいえない、明らかに勝った側の復讐裁判だった。 第2は、今のわが国政府のように、わが国は裁判を(判決を?)受諾したのだから しかたがない。 第3は、あの裁判は手ぬるい…

中学歴史教科書 自由社VS学び舎      4. 支那事変(3)

8/11 12,000人の偽装保安隊が上海の協定線内に侵入した。 8/13 居留民保護のため日本軍2個師団派兵決定。 8/14 支那軍機は、民間人のいるホテルまで無差別爆撃を行った。 8/15 日本軍反撃開始。ここが本当の日中戦争のはじまりではな…

中学歴史教科書 自由社 VS 学び舎 支那事変(日中戦争)(2)

前回学び舎の教科書は、「日本の侵略、中国の抵抗」と記述していて、 自由社は、日本政府は何とか戦争を避ける工作をしていたと記述していることを申し上げました。 今回第2回は、一連の流れを時系列にまとめてみました。これをご覧いただきますと、学び舎…

中学歴史教科書 自由社 VS 学び舎    4.支那事変(日中戦争)(1)

日本は本当に侵略したのでしょうか? 自由社と学び舎の教科書を比較しながらそれを明らかにしていきたいと思います。侵略とは何を指すのか。侵略の定義は、いまだに明確ではありません。中国は、東トルキスタン(ウイグル自治区)やチベット、内モンゴル、満…