手奇塾のブログ

大人も知らない各社歴史・公民教科書の違いをわかりやすく徹底比較します。


【手奇塾】「大人が知らない教科書の違い」満州国を侵略したのは中国だ それを隠すために「日本が満洲を侵略した」

満洲が、ジュシェン族、後のマンジュ族にとって、神聖な都市であることを、前回お話ししました。そして、国際連盟から中国を代表するとされていた、国民政府の蒋介石が、一度も満洲に足を踏み入れたことはなく、言葉も通じなかったこと。満洲を支配する張学良の軍隊が、満州事変によって消滅し、その支配権は、300万人の満洲人に戻り、清朝の最後の皇帝溥儀を元首に、故郷で独立宣言したにすぎないことをお話ししました。

あの時、英米が賢く振る舞い、日本と協調していたら、また日本も賢く振る舞い、英米と協調していたら、チャーズの地獄もなく、満州国満州人も平和で、原爆も落ちなかったと考えることはできないでしょうか。日本が間違いを犯したとすれば、それは満州の権益、を独り占めにしようとしたことです。後知恵ですが、英米も入れてもよかったのではないでしょうか。

今から考えると、アメリカが強く反対して、20年続いた日英同盟を解消させ、日本を孤立させて、さらに連盟をも脱退させたとしたら、アメリカの戦略に、日本は負けたとしか言いようがありません。アメリカの真意は、やはりヨーロパ人には自然に伝わるのでしょう。先ほどのジョージ・ブロンソンは、1937年の盧溝橋事件より前に、すでにヨーロッパでは、日米戦争が噂になっていて、各国は結果を予測し、外交と経済政策を立てていると書いています。ヨーロッパ諸国は、次は日米戦であると、予測していたのです。予測できなかったのは、松岡ようすけ達、日本の外務省だったのかもしれません。